事例企業は、安定した収益性を維持していたが、業界の動向に大きな危機感を抱えていた。
そんな時に、工場を訪れたある顧客から工場の5S実態に厳しい評価を下された。
① 自社内5Sコンサルタントの育成も、目的のひとつとしたプロジェクトの立上げ
② 10の狙う効果を設定
③ その中でも、『セールス活動をする』を、狙う重要効果のひとつに選定
④ エリア別に置いてある『もの』を全てリスト化し、現状の問題点を全て書き出し、一つ一つ改善した。
⑤ 整頓は、「とりやすく・もどしやすく・見た目もきれい、そして安全」で仕上げた
5S改善は、問題を発見できれば、解決は簡単である。
5Sがダメな会社は、管理がダメな会社である。『スペース』の管理が悪い、『もの』の管理が悪い、『置き方』の管理が悪い、『表示』の管理が悪い、『掃除』の管理が悪い、『人の行動』の管理が悪い等である。
このような会社が、安定した利益を上げられるはずがない。